【2025年版】Figmaのアカウント作成と料金プラン比較 – 無料版と有料版の違いとは?

Figma

先日の記事でもお伝えしたように、Figmaは、Webブラウザ上で動作するUI/UXデザインツールです。現在、個人・チーム問わず幅広く利用されています。


これからFigmaを使ってみたい方の中には

「アカウントの作り方は?」
「無料と有料の違いは?」


という疑問をお持ちの方も多いはず。

そこで本記事では、

・Figmaのアカウント作成方法
・無料・有料プランの違い

についてわかりやすく解説します。


無料!Figmaアカウント作成方法

Figmaは、誰でも無料でアカウントを作成し、すぐに利用できます。特別なソフトのインストールも不要なので必要なのはメールアドレスだけです。

【手順1】公式サイトにアクセス

まずはFigmaの公式サイト(https://figma.com)にアクセスします。

【手順2】「Sign up」のボタンをクリック

トップページ右上の「Sign up(サインアップ)」をクリックし、登録画面へ進みます。

【手順3】メールアドレスとパスワードを入力

Googleアカウントでのログインも可能です。メールアドレスを使って登録する場合は、名前、メールアドレス、パスワードを入力するだけで登録が可能です。

【手順4】チーム設定と目的を選択

利用目的(デザイン、開発、教育など)を選び、チーム作成の有無を聞かれます。個人利用ならスキップすることも可能です。

【手順5】アカウント作成完了!

アカウント作成後すぐに、デザイン作業を始めることができます。ブラウザ上で動作するので、PCのスペックを気にすることなく快適に使うことが可能です。


Figmaの料金プラン一覧と比較

Figmaには現在4つの主要プランがあります。以下は各プランの料金と主な特徴です(※2025年6月時点の情報に基づく)。

プラン名料金(1ユーザー/月)主な対象特徴
スターター(無料)¥0個人・初心者向け基本的なデザイン・共有機能あり。学習用にも◎
プロフェッショナル~¥2,400/月(フルシート)フリーランス・少人数チーム向け無制限ファイル・共有・コメント機能が強化
ビジネス~¥8,300/月(フルシート)中〜大規模チーム向け無制限チーム数・管理機能やデザインシステム共有が可能
エンタープライズ~¥13,600/月(フルシート)大企業向け高度な管理機能付き。個別対応プラン

プランと同時にシートを選ぶ必要があり、それによっても金額は変動します。シートの選択によってFigma製品へのアクセスが許可されます。

コラボシート:Figjam,Figma Slides

Devシート:Figjam,Figma Slides,Dev Mode

フルシート:Figjam,Figma Slides,Dev Mode, Figma Draw,Figma Design

無料版と有料版の主な違い

無料版でできること

  • 3つまでのチームファイル作成
  • 無制限の個人ファイル保存
  • コメント・共有機能
  • プロトタイプ作成
  • リアルタイム共同編集

無料版でも学習用途や個人のポートフォリオ制作には十分な機能が揃っています。


Professionalプランの主なメリット

  • チームファイルの作成が無制限
  • コンポーネントやスタイルの共有が可能(デザインシステム対応)
  • 編集者ごとの権限管理ができる
  • バージョン履歴の強化(編集履歴が無制限で追える)

フリーランスや2〜3人のチームでの開発・運用に最適です。本格的にデザイン業務を行うならこちらのプランもおススメです。


Organizationプランの強化ポイント

  • 管理者によるユーザー制御・監査ログ取得
  • ライブラリのチーム間共有
  • プラグインとフォントの管理
  • SSO(シングルサインオン)対応

複数チームでの一貫したデザイン運用、大規模なデザイン組織での活用に向いています。


迷子必見!選び方のポイント

1. まずは触ってみたい→ Starter(無料)

初心者や学生、趣味の範囲で使いたい人は無料プランで十分です。基本的な機能は網羅されており、コストをかけずに試すことができます。


2. 仕事や副業で活用したい → Professional

フリーランスとして個人での受託制作や副業、2〜5名程度の小規模チームで利用するならProfessionalがおすすめです。コンポーネントの共有や履歴管理など、実務で求められる機能がそろっています。


3. デザイン組織で本格運用 → Organization以上

デザインガイドラインやブランドルールの統一、ライブラリの一元管理などが必要な場合は、Organization以上のプランが最適といえます。管理・セキュリティ面でも優れているので、企業規模の導入に向いています。


まとめ|無料でスタートして必要に応じたアップグレードを

Figmaは、UI/UXデザインを始めるうえで非常にハードルの低いツールといえます。

アカウント作成は数分で完了し、無料でも高機能なツールが使えるのは大きな魅力です。

まずは無料プランで使い始めてみて、自分の作業スタイルや用途に合わせて、ProfessionalやOrganizationにステップアップしていくのが良いでしょう。

今すぐ公式サイトにアクセスして、Figmaの世界を体験してみてくださいね!