今日は多くの方が一度は考えたことがある、「転職」についてお話ししたいと思います。
私自身も、20代はがむしゃらに働き、30代は結婚や出産を経て、家庭と仕事の両立に必死になってきました。
特に子どもが小さい頃は
「この状態で転職なんてできない」
「ここで踏ん張るしかない」
と視野も狭まっており、まるで逃げ道がないような気持ちで働いていました。
好きな仕事でもあったので働くことは苦ではなかったのですが、今振り返れば、自分を追い詰めながら働いていたとも思えます。
あるとき、ふと考えるようになったのです。
「この仕事、10年後も続けられるの?」と。
現在、同じような悩みを抱えている方もいるかもしれません。
転職にはエネルギーが必要です。
でも、もし今の仕事に違和感を覚えているなら、立ち止まって一度考えてみてください。
今回は「転職を考えたほうがいいかも?」と思ったときに確認したい、3つのサインをご紹介します。
1.「10年後の自分」がイメージできない
先ほども少しお話しましたが、「今の仕事をこの先10年続けている自分」を想像できますか?
「うーん…」と迷ってしまったあなた。
それは見逃してはいけないサインです。
キャリアには必ず“伸びしろ”が必要です。
もしあなたの働く場所で「もうこれ以上は成長できない」と感じているなら、“キャリアが詰まっている”状態かもしれません。
・上司のポジションが空かず
同じ業務を繰り返している…
・あなたと同じようなスキルを持つ人が
別の環境で新しいステップに進んでいく…
そんな状況を見て焦る気持ちがあるなら、きっとあなたの中に「もっとできる」という可能性を秘めています。
思いきって環境を変えれば、半年後には新しい仕事に取り組むことができ、1年後には別の景色が見えているかもしれません。
2.「得るもの」より「失っているもの」のほうが多い
働く上で、報酬ややりがいはとても大事です。
でもそれと同時に、家族との時間、自分の健康や心の余裕も大切にしたいですよね。
今の仕事で得ているものと、失っているものを書き出してみてください。
収入や安定感というメリットがあっても、それ以上に「疲れて子どもとの時間を楽しめない」「日々心がすり減っている」と感じているなら、それは見直すべきタイミングです。
人生は一度きり。
大切なものを優先させるために、今の働き方を見直すことは“逃げ”ではなく、“選択”です。
3.「惰性」で働いている
「転職したいけど、探すのが面倒」
「他に向いてる仕事もないとあきらめている」
そうやって、なんとなく惰性で今の仕事を続けていませんか?
気づかないうちに“惰性”で働いていると、1日1日がただの消化試合に…。
でも、よく考えてみてください。
あなたの今の1分1秒は、人生を形作っている大切な時間です。
何となく過ごす時間から、
「納得感のある時間」に変えていきませんか?
「これがやりたい!」とハッキリわからなくても大丈夫です。興味のあること、気になる職種を調べてみるだけでもOKです。行動することで、少しずつ未来が動き始めます。
まとめ:あなたの「未来」を選ぶのは、あなた自身
転職は簡単な決断ではありません。
でも、今の自分に違和感を覚えているのなら、その気持ちは大切にしていきましょう。
- 10年後の自分が見えない
- 得るものより失っているものが多い
- 惰性で毎日をこなしている
この3つのうち、ひとつでも「ハッ」としたものがあるのなら、それは「転職に向けて動き出すサイン」かもしれません。
あなたの人生は、あなたの選択の積み重ねです。今から、少しずつでも「自分らしい働き方」へ向けて自分自身で舵を切っていきましょう。