【Webデザイン超入門⑥】Webデザインで絶対に知っておくべきルール総まとめ

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これまでの記事でデザインの基本原則について解説をしてきましたが実践に取り入れていただけましたか?

▼基本原則/基本用語についての各記事▼

【Webデザイン超入門①】
基本原則「近接」「整列」を解説!

【Webデザイン超入門②】
基本原則「反復」「コントラスト」

【Webデザイン超入門③】
基本用語「余白」

 【Webデザイン超入門④】
基本用語「配色」 

【Webデザイン超入門⑤】
基本用語「タイポグラフィ」

基本原則を意識してデザイン力を上げよう

いままでご紹介した7つの基本(近接、整列、反復、コントラスト、余白、配色、タイポグラフィ)は、Webデザインの土台となる非常に重要な考え方です。

これらを一つ一つ意識し、実際のデザインに取り入れていくことで、あなたのWebサイトは格段に洗練され、ユーザーにとって分かりやすく、使いやすいものになることは確かです。

最初は全ての原則を一度に完璧に行うのは難しく感じるかもしれません。ですが、まずは「なぜこのデザインは魅力的なのか?」「この参考サイトはどんな原則で成り立っているか?」と、たくさんの良いデザインを見て分析していきましょう。

そして、ご自身のデザインに少しずつでもよいので取り入れてみてください。実際に手を動かすことで着実に身についていきます。

また、これらの基本原則は、単独で機能するだけではありません。

互いに影響し合い、組み合わせて適用することで、より強力な効果を発揮します。

例えば、「近接」と「余白」は密接に関連しますし、「コントラスト」は「配色」や「タイポグラフィ」の選択に影響を与えているといえるでしょう。

今日から実践できること

サイトを見て分析してみよう

あなたが見ているWebサイトが、今回学んだ7つの原則のうち、どの原則をうまく活用しているか、具体的に分析してみましょう。

配色はどうなっているか、余白はどうか、どの部分にタイポグラフィが使われているか…など、気づくことが沢山ありますよ!

余白と整列を意識して作成してみよう

何か新しいデザイン(バナーなどでも構いません)を作る際には、特に「余白」の取り方と、各要素の「整列」に注意して作成してみてください。

キチンと整列されており効果的に余白を取り入れたデザインは見やすく分かりやすく美しく感じるはずです。過去のデザインと見比べてみると一目瞭然でしょう。

配色パターンを設定しよう

オンラインの配色ツール(Adobe Colorなど)を使って、テーマに合った配色パターンを3つ作成し、それぞれの色の役割(ベース、メイン、アクセント)を考えてみましょう。

適切に配色を設定されたデザインは訴求内容も分かりやすくテーマに沿った配色がなされているので統一感や安心感を感じられるはずです。

論理と原則を味方につけよう

これらの知識と実践は、あなたがフリーランスのWebデザイナーとしてクライアントに真の価値を提供し、確固たる信頼を得る強力な武器となるはずです。

デザインはセンスだけではなく、論理と原則に基づいたアプローチをすることによって、結果的にあなたを成功へと導きます。

ぜひ、これらの原則をあなたのデザインプロセスに積極的に取り入れてみてください。

クライアントにもユーザーにも心から喜ばれ、成果を出せるWebサイトをぜひ作っていってくださいね!